40代男性、R3年12月21日フットサル中にジャンプをし、着地した際に左足首を受傷。翌日に当院受診し、左アキレス腱断裂と診断。12月29日にアキレス腱縫合術を施行し、リハビリ開始となった方です。既往歴として3年前に右アキレス腱も手術をされています。
術後2週間の歩行は左足関節底屈位でシーネ固定し、両松葉杖使用にて完全免荷で実施していました。その期間、術創部には触れず癒着予防を目的に、足趾屈筋群の運動やストレッチで腱付着部周辺の組織間の滑走を促しました。加えて、足関節の背屈・内外反の等尺性筋力exや患部外のトレーニングを指導しました。
術後3週目よりアキレス腱装具を装着し両松葉杖での歩行を開始しました。この時期より、kager’s fat padや足趾屈筋群、皮膚といった術創部周囲の組織に対し