女子小学5年生、バスケットボール部。R3年7月末にバスケの練習中、ダッシュからのストップ時に左大腿前面部痛出現。8月7日当院受診し、左大腿四頭筋筋挫傷と診断され、8月13日からリハビリ開始となった方です。
開始時の所見として、左大腿前面の皮下出血、筋の陥凹、筋硬結はありませんでしたが、同部位にはっきりとした圧痛・伸張痛・収縮時痛を認めました。また、膝屈曲制限(踵殿距離:4横指)と、両側の足関節背屈制限を認めていました。静的アライメントで、頭部前方位・腰椎後弯・骨盤後傾位(猫背姿勢)で後方重心を呈しておりました。動的アライメントのスクワットでは、さらに後方への重心移動が大きくなっていました。