女子小学6年生、サッカー部。以前より左アキレス腱付着部~踵部痛あり、R3年5月中旬に縄跳びをした際に疼痛増強。5月末に当院受診し、レントゲン・MRIでの明らかな所見はなく、左シーバー病と診断され、リハビリ開始となった方です。
開始時は、下肢のアライメントや筋力に問題はなく、左腓腹筋のショートニング・左アキレス腱付着部の収縮時痛・伸張痛・歩行時痛を認めました。成長期特有のセルフケア不足によるオーバーユース症候群が考えられました。リハビリは、まず歩行時痛を軽減し、早期のスポーツ復帰を目指しスタートしました。